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2015 20 NOV

みなさん、こんにちは。
メンズバイヤーの藤長です。

今回でいよいよ、特別企画のバイヤーズブログも終了です…。
最後まで是非楽しんで下さい!

さて、「前回で取材はもう終わったのでは?」と思った方も多いはず。

いやいや!これほど美しい街に来たのですから、最後の最後まで吸収して帰りますよ!!

というわけで、本日はロンドン市内を少しご紹介します。


◆ACE Hotel
遊び感覚があって、ハイセンスなホテル。
様々なジャンルで活躍するクリエーターが関わっているそうです。
今は、この様なライフスタイル提案が流行ですね。

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◆ショーディッチ近辺
センスの良い、雑貨店などが点在していました。
まるで、代官山のよう…。

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◆J.Crew
日本でライセンス生産していた頃のイメージとは違い、
こだわりのあるスタイリッシュな品揃えでした。
かっこいい…。

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◆Grenson
本格英国靴の老舗ですが、最近はカントリーなどの
カジュアルラインに力を入れているようです。

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◆Oliver Spencer
POTERとのコラボBagなどもありました。

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以下、おまけです。(笑)
ザ・スーツカンパニーのメンズプレス担当は、
リサーチ中も注目を浴びていました!さすが、我らがファッションリーダーです!

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ハーイぱちり☆


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Barbourにて…試着…
ちょっと大きい?(笑)


最終日はソーホーのオイスター・バーへ。

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金曜のソーホーはいろんな人々で?ごった返していました。

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オシャレな空間と料理を堪能。大満足でした。

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多くの収穫を手に、大満足で帰国しました!!
ちょっと疲れた顔をしていますが(笑)、充実感でいっぱいでした。




さて、全九回にわたってお届けしたバイヤーズブログ、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
楽しんで頂けましたでしょうか?

今回のコラボ企画を通して、長い歴史の中で培われた技術や
職人の熱意の継承が、現在の素晴らしい織物産業を支えている様子を
実際に肌で感じることが出来ました。


私自身、英国へは何度も行ったことがあり、自分なりによく知っているつもりでしたが、
今回の企画を通して、現地(牧場や工場)取材へ赴く事で
たくさんの気づきがありました。

まず、イングランド北西部の凍えるような気候の中での生活にとって、
ツイードはオシャレである以前に、生きていくためのギアであると言う事。
それゆえに、愚直に昔ながらの製法を守りつつ試行錯誤を繰り返し、
その地で継承されている事実。

これらの事から、ヨーロッパの有名メゾンをはじめ世界中のブランド、
そして世界中の人々に、MOON社をはじめとする英国産の生地が
愛され続けている理由を改めて深く理解する事が出来ました。

取材を通して、英国素材の真髄を知りBegin編集部の皆さんと
ザ・スーツカンパニーが共に作り上げたこの企画。

自信を持って販売致しますので、ぜひ実際に店頭でコラボレーション商品を
お手に取ってご覧いただければと思います!!

皆さまのご来店を心よりお待ち致しております!

CATEGORY: 雑誌掲載

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2015 19 NOV

みなさん、こんにちは。
メンズバイヤーの藤長です。

本日は英国内最大手の生地整理工場、
『WT Johnson&Sons社』をご紹介します。

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WT Johnson&Sons社は、1910年創業のハダースフィールドにあるフィニッシャー。
英国最大手のテキスタイル・フィニッシュ専業会社で、
既に織られた生地を整理加工し、完成させる作業を担っています。

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扱う素材はウール(カシミヤ、獣毛など含む)、シルク、リネンなどの天然素材。
元々、水の豊かな場所で清涼な気候が企業の条件に合っていたそうです。

整理加工工程を経る事で、加工前のカサカサだった生地が完成します。
特別なノウハウを駆使しながら各ブランドに合った素材感を生み出す、
ブランドの顔を作る、大変重要な使命を担っているとも言えます。

基本の工程は、

スカーリング(洗い)

ドライング(乾燥)

クロッピング(クリアカット…風合いを出す加工)

バッチ・ディケイティング(生地の最終セット)

が中心となりますが、厳密に言えば15もの工程があります!!

生地そのものを染める事も可能ですが、ハダースフィールド内での素材は
殆どが先染め(糸染め)素材になりますので、設備も最小限のものでした。

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WT Johnson&Sons社では、エコへの取り組みや新しい機械と設備投入、
スタッフのトレーニングなどを継続的に行っているのだそうです。

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こんなところにも歴史を垣間見るポイントが!

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こちらは洗い用機械ですが、なんと!!100年以上前から使用しており、しかも現役!!
溶剤も100年前から同じものを使用していると言う事でした。

それぞれに特化したスキルを駆使し、
クライアントの要望に合った仕上げを施していました。
ちなみに、加工の一例がこちら。

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この自然な風合いで、この撥水効果!!お見事!!


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更に、この耳付生地(生地端にメーカー名が入っています)は高級素材の証ですね。

HFW社も最大の信頼を置き、オンラインで情報共有しつつ、
全てのフィニッシングの作業をWT Jhonson&Sons社へ依頼しています。

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少し小さいですが、右の写真が社長です。
WT Johnson&Sons社の社長は、とにかく熱い!!(笑)
イギリスの松岡修造さんと言っても過言では無いほどでした。
色々とご説明頂き、ありがとうございました。

その情熱が、英国生地のフィニッシングを担っているかと思うと、
納得だな~と、しみじみ感じてしまいました…。


見学がひと段落つくころには、すっかり日も暮れてしまい、
さて、本日の夕食は…。

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『Punjab』というレストランで、インド料理を頂きました。
Londonnで一番の味。(笑)とても美味しかった…。
遅い夕食でしたが、会話もなく15分で完食。
Begin編集部の金森編集長もご満悦でした♡

次回はついに最終回です!
お楽しみに!!

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2015 18 NOV

みなさん、こんにちは。
メンズバイヤーの藤長です。

本日はいよいよ、HFW社の取材と打ち合わせの様子をご紹介します。

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現HFW社の社長、Iain Milligan氏。


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オフィスはMOON(ムーン)社同様、モダンな雰囲気。

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打ち合わせではアーカイブ資料を基に作成した
素材や柄を見せてもらいましたが、
金森編集長から、
「Beginコラボ企画でスーツも作りたい!」
という話になり、
急遽Martin Sonsブランドでスーツ素材をお願いする事に…(汗)

無理を承知でお願いしたところ、社長に快く受けて頂けました…!ホッ

…と言う事で、社長オススメのフランネルとクリアカット素材を発注。

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これまた、金森編集長の提案で(困ったなあ~)、
急遽、織ネームもアーカイブ資料を参考にしたオリジナルを作成する事に…。
ロゴやカラー、雰囲気など、歴史を感じさせるネームがアップ予定。

(間に合うかな~)

そしてさらに!
駄目モトで必死にお願いしてみたところ、
普段サヴィル・ロウへ販売している、ハダースフィールド内で生産した
フランネル生地を、ネクタイ100本分も無償で提供して頂きました!!

「廃盤だから大丈夫ですよ!」…何と太っ腹なこと…
感謝しかりです。

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社長!
あ、ありがとうございます~!

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打ち合わせ後に、パチリ☆
何から何まで、本当にありがとうございました!!


さて、次回はHFW社にとっても欠かす事の出来ない
生地整理工場をご紹介します♫

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2015 17 NOV

こんにちは。
メンズバイヤーの藤長です。

本日は、スーツ生地で使用している「Martin Sons」のブランドホルダー、
『HUDDERSFIELD FINE WORSTEDS(ハダースフィールドファインウーステッズ)社』
をご紹介します。
※以下、HFW社と表記します。

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MOON社の取材を終え、「折角近くまで来たのだから…」と言う事で、
フレスコで有名なMartin Sonsの生地を生産するHFW社を訪問。
ハダースフィールド地区の歴史を深く知るため、取材を行いました。


初めに、Martin Sonsの歴史をご説明します。

服地デザイナーであった創業者のPatrick Martin氏は、
アイルランドからイギリスの北部ハダースフィールドへ移住し、
1859年に紡毛やシルクを生産する会社を始めました。

1864年にWillingtons Millsを取得し、4年後高級ウーステッドの生産をスタートしました。

1880年彼の死後、長男のHenry Martin氏が後継し、
創設期に僅か20台の織機からスタートしたWillingtons Millsは
Henry Martin氏の時代に敷地4.5エーカー、織機600台、従業員1750人まで増え、
ハダースフィールドにおける最大規模の企業となりました。

当時、Henry Martin氏のデザインのクオリティは
メンズウェアのトレンドをリードしており、
ヨーロッパの名だたるバイヤー達にとっても
羨望の的と言えるものになっていました。

長年を経て、カークバートン、そして1976年カークヒートン・ミルズへ移転。
現在、会社自体は無くなりHFW社がブランドホルダーになっています。

ちなみにMartin Sonsは、1907年にフレスコのパテントを取得しており、
Martin SonsブランドとしてHFW社から現在もビッグメゾンへ素材を供給しています。

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こちらが創業者のPatrick Martin氏。
元々はMartin氏本人も人気生地デザイナーだったそうです。


Martin Sonsの歴史を知ったところで、
HFW社についても少しご説明します。

1970年に投資家のIllingworth Morris氏が
Learoyd Brothers社に投資し、HFW社を設立。

Martin Sonsなどのハダースフィールドで繁栄した素材ブランドの復興を目指し、
老舗ミル(毛織物工場)10~12社を合弁。
現在はアメリカ企業、HMS社の傘下となっています。

※HMS社…NY五番街に本社を構えるアメリカ企業。
本業はテーラーへのカット素材卸、
アクセサリー(カフス釦、ネクタイ、フォーマルスーツ用雑貨)販売など。
イタリア素材のエージェント業も並行して行っています。


HFW社はミルではなく、マーチャント(毛織物商社)に近い形で
ハダースフィールド内の外注工場を使った一貫生産(整織から仕上げまで)と、
中国の協力工場での生産も含めた伝統的な製法による服地作りを継承しています。

ハダースフィールド産地で生産する素材特徴としては、
仕立て映えを追求した経緯(タテヨコ)梳毛糸で双糸使いがあります。

さらに、フィニッシングにもノウハウがあり、洗い+クリアカット行程を施し、
新しいクオリティ作成に2年を費やすなど、
素材作りへの情熱やこだわりも継承しています。

現在のHFW社の事務所には、英国内外へデリバリーされる原反倉庫と
アーカイブルームが常設されていました。

◆デリバリー倉庫
セビルローや欧米各国への出荷を待つ素材。

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ちなみに、こちらがグレン・アーカード・プラッツという
ロイヤルファミリー別注の生地。
門外不出らしいです…。

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◆アーカイブルーム

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興味深い資料が続々と…。

FRESCO素材の日本での特許証(100年前)や、

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アート作品と見間違うような旧工場の写真等、
アーカイブルームの資料は素晴らしい物でした。
お宝がザックザク眠っていました…

この写真は、「写真集として出版できそう…。」と
Begin編集部の金森(カナモリ)編集長。

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今見ると、逆に新しさを感じるアーカイブ資料。
ファッションは一定のサイクルで繰り返しているんですね。

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次回は、取材の様子をご紹介します!

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2015 12 NOV

みなさんこんにちは。
ザ・スーツカンパニー メンズバイヤーの藤長(フジナガ)です。

本日より、前回10月にスタートした特別企画のバイヤーズブログ、
続編がスタートとなります。

と言いますのも!
10月にお届けしました、MOON(ムーン)のジャケット、ジレ、パンツに引き続き、
ザ・スーツカンパニーと雑誌『Begin(ビギン)』が共同開発で作り上げた
コートとスーツが本日発売となったからなんです!

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今回は、Begin編集部の皆さんとザ・スーツカンパニーのメンバーによる、
一週間にわたったイギリス取材の後半を皆様にお伝えしていきます!!


コートは10月にご紹介した『MOON(ムーン)社』生地を使用、
スーツには、『Martin Sons&Co.(以下Martin Sonsと表記します)』ブランドの
生地を使用しております。
Martin Sonsについては、明日たっぷりご紹介しますので、お楽しみに♫

どちらも伝統を守りつつ、新しさを盛り込んだ
こだわりの生地となっておりますので、
是非店頭で袖を通してみて下さい!

本日初めてバイヤーズブログをご覧いただいた皆様も
是非、第一回からチェックしてみて下さい♪
(第一回の記事はこちらから!⇒http://goo.gl/kF2aEK)
次回は、Martin Sonsブランドの生地を生産する
HUDDERSFIELD FINE WORSTEDS社にお邪魔します!

先月に引き続き、雑誌『Begin1月号』では
コラボレーション商品をたっぷりご紹介しております!!
こちらも本日発売となりますのでお見逃しなく!

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