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OCT 16 THURSDAY
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北海道・東北

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2016 20 OCT
こんにちは。メンズバイヤーの藤長です。
 
取材二日目、
本日も前回に引き続き、尾州地区の取材を致します。
 
この日お伺いしたのは、「宮田毛織株式会社」
尾州地区最大手ニットメーカーです。
若い方が大変多く、企画に力を入れておられるのが分かりました。
地域一番の売り上げを誇る企業は、やはり活気がすごい!
 
宮田毛織は、
昭和39年に丸編機を初めて導入してから
徐々に増大していき、
今では142台の丸編機を持っておられるそうです。
シングルニットをメインに、一般的にローゲージと言われる8ゲージから16ゲージ、
ミドルゲージと言われる18から24ゲージ、ハイゲージと言われる26から40ゲージまでを網羅しています。
 
ゲージ毎に針の大きさもこんなに違います。

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こちらが、今回お願いしたニット素材を20ゲージの編機で編んでいるところ。
左手の方がニット企画室室長の佐竹様
丸編みニットの生き字引的な方です。
 
1588年にウイリアム・リーが靴下を編む編機を発明し、
それを基本に進化したこと、針の機能や編の仕組みなど、
細かくレクチャー頂きました。

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宮田毛織では、
一般的に下着やTシャツなどカットソーを主とする丸編機を使い、
スーツやジャケットパンツなどにも使える様に、
素材の開発を日々研鑽されて来ました。
 
需要としては
ミドルゲージで、高級車のシート素材、
ハイゲージでは女性用下着や、湿布用の生地などが多いとのこと。
 
一言でニットと言っても、
横編みや丸編があり、新潟や山形などではセーターを作る横編みが主流。

横編みでは、島精機のホールガーメントの様に
セーターの型になって出てくるものなど、
用途の違いによって編機も進化しているんですね。

今では、日本のニットは世界最高水準と認知されています。
業界では一般的に、「横編みをニット」、「丸編みをジャージ」と呼ぶのが慣習となっています。
ちなみにホールガーメントの原理は、軍手の編機を元に進化したとか。
 
宮田毛織の皆さま、ありがとうございます。
 
 
では、
尾州最後の食事と言うことで、、、

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やっぱり、ひつまぶし

なまずやさん

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美味し過ぎて
皆、全く喋らず、、、
食に集中すると、無口になるものなのですね。(笑)
 
ホント、美味しかったです。
ご馳走様でした。


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名残り惜しいのはやまやまですが、夕方から次の取材先へ移動します。
 
日本各所を巡る今回のバイヤーズブログ、まだまだ続きますが、
次回は11月中旬までしばしお休みです。

果たしてその意図は・・・?

また来月、お会いしましょう。お楽しみに!

CATEGORY: スーツ ジャケット&パンツ  雑誌掲載 

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2016 19 OCT
こんにちは。
メンズバイヤーの藤長です。
 
次の取材先は
ウール糸をインディゴの様な見え方に染め上げる染工場です。
 
「森保染色株式会社」
こちらでは先ほどの枷では無く、チーズ状に糸をボビンへ巻きつけて
直接染料へ漬け込む染色方法(チーズ染色)をメインにされています。
染色用の釜も、1kgから600kgまでのロット対応できるものを持っておられます。
 
今回お願いしたのは、ウール染色で技術的に難しい、
糸染でトップに近いムラ感を出す「メニック染」と言うもの。

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こちらがチーズ巻の状態
大きな染色釜で一気に染め上げます。
通常、ウールの染色には均染(きんせん)剤と言う、
染ムラを防止する薬剤を入れますが、
メニック染は均染剤の代わりに特殊な薬剤を入れて、
逆に染ムラを出す染色方法だそうです。
 
カラー合わせのデータもバッチリです。

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まるで実験室の様
 
染料の調合作業

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まさに職人技

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こちらが早川社長(左から3人目)
取材中、取材後も色々とレクチャー頂き
本当にありがとうございました。


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こちらがアーカイブルーム
持ち込んだサンプルも容易に再現出来るシステムを持っておられます。
日本の技術力って凄いですね。
 
長時間の取材ありがとうございました。
 
そして、本日最後の訪問先、「冨文毛織株式会社」へ向かいます。
 
冨文毛織では、先ほどのメニックを施した糸を用い、
梳毛ウール生地を織り上げて頂きます。

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こちらが先ほどのメニック染めされた糸
これを使って織り上げます。
 

歴史の有る社屋

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のこぎり状の屋根は採光を考えてのもの。
歴史を感じさせます。

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こちらが、経糸を整経(せいけい)した状態。

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差し通しを経て、高速織機で織り上げます。
こちらでは、プロジェクタイル織機をメインに使っておられます。

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今回依頼した素材がまさに作られていました。

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 こちら、検反作業中。
織りキズや飛び込み、柄の歪みなどの最終チェック。
最後は職人の目が頼りです。
 
思い通りの仕上がりか、ドキドキしながら見守りました。
日も暮れて初日の取材も終了。
冨文毛織様、ありがとうございました!

では、、、
しばし、今日の反省会と明日の作戦会議に入ります。(笑)

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明日も引き続き、尾州地区のニット素材メーカーを取材します。
 
お楽しみに、、、

CATEGORY: 指定なし

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2016 18 OCT
こんにちは。メンズバイヤーの藤長です。
 本日から取材の様子をご紹介していきます。
 
 
まずはスーツの素材にどう藍の世界観を表現すれば良いか。
その課題を解決すべく、ウールの織物産地「尾州」へ向かいました。

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久々の岐阜羽島駅。
尾州とは、愛知県一宮市を中心にしたウール織物産地のこと。
尾張地区の異称でもあります。
精紡、撚糸、染色、毛織、整理加工を全て産地内で行なっています。
まさに地域分業の産地です。
 
昔は良く素材作りに来たものですが、最近はご無沙汰です。
編集部の皆さんも初めての方がほとんど。

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駅自体も余り変わっていませんね。
改札口に有る喫茶店もそのまま。
 
 早速お伺いしたのは「一陽染工株式会社」
こちらでは、綿や麻関係の枷(かせ)染を中心にした染工場です。

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打ち合わせ中の新木社長(右から2人目)と私達。
染色について熱く語って頂きました。
 
今回新木社長には、スーツ素材(ウールフランネル)に使用する綿糸のインディゴ染(スパイストップ)をお願いしました。
 
こちらの会社が開発した「スパイストップ」とは枷(かせ)で染めた中白(なかしろ)染のカラーインディゴ。
デニムの様なムラ感有る見え方の染ですが、どんな色でも再現可能で小ロットにも対応、
色落ちしにくい染色方法だそうです。
ヨーロッパの超有名メゾンの仕事もかなりされているとか。

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この染色釜で一気に染め上げます。

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こちらが枷の染め上がり
 
素晴らしい技術。
ヨーロッパで認められるのも頷けます。
世界に真似の出来ない、日本の誇るべき技術を目の当たりにしました。
 
社長のあつ~いお話の後、
次の取材先へ向かいます。
 
ありがとうございました。
 
と思いきや、
腹が減っては取材?が出来ぬ、、、(笑)
と言うことで
お昼御飯へ
 
尾州と言えば、やっぱり味噌煮込みうどんですよね。
地元で最も歴史の有るお店へ連れて行ってもらいました。

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太田屋さん
非常に歴史の有るお店だそうです。
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田舎風の太麺と
素朴な味。
非常に美味しかったです。
満足、、、
 
お腹も満たされたところで、今度こそ次の取材先へ向かいます。

CATEGORY: スーツ 雑誌掲載 

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2016 17 OCT
みなさん、こんにちは。
ザ・スーツカンパニー メンズバイヤーの藤長(フジナガ)です。
本日より特別企画のバイヤーズブログをスタートします。

今回、ザ・スーツカンパニーと雑誌『Begin(ビギン)』は
共同開発で、世界が認める日本の伝統技術と最新技術を駆使した
スーツとセットアップを作り上げました。

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今まではイタリア・イギリスと、ヨーロッパの背景を使って来たこのコラボレーション企画。
 
実は昨年のコラボ企画後、打ち上げの席にて、Begin編集部の皆さんと
 
「日本には物作りのディープな世界が未だ残っていて、特化した産業や産地も多数残っている。次回のテーマは日本に回帰するのも面白いかも」
、、、、と盛り上がった事をきっかけに、
 
今回は、「日本」をテーマに編集部とのミーティングがスタートしました。
 

日本を象徴する様な色とは?素材とは?など、色んな意見が出た中、
一つの方向性として、日本人に根付いた色、「藍」が出て来ました。
 
カラーとしての「藍」をいかにビジネスウェアへ落とし込み
クロスオーバーさせるか、考えに考えて、
色落ちしにくい綿のインディゴ染「スパイストップ」と
ウール染の技法「メニック染」にたどり着きました。
 
そうと決まれば、行動あるのみ。


次回、Begin編集部の皆さんとザ・スーツカンパニーのメンバーの取材の
模様をご紹介致します。
 

また、雑誌『Begin12月号』では
生地の豆知識など、知って得するスーツの知識と共に、今回のコラボレーション商品を紹介しています。

絶賛発売中ですのでお見逃しなく!

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CATEGORY: スーツ 雑誌掲載 

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